ホーム » 投稿 » ドラマ » 趣里”猫田”のセリフに感動…二宮和也”渡海”の再登場を期待するワケ。 『ブラックペアン シーズン2』第2話考察レビュー » Page 2

孫の結衣が祖父の為に賭けに乗る

日曜劇場『ブラックぺアン シーズン2』第2話より©TBS
日曜劇場『ブラックぺアン シーズン2』第2話より©TBS

 残酷な現実を突きつけた天城は、ここで結衣に賭けを提案する。それは、繁野がつくるアップルパイの味を3日で再現できたら手術をする、というものだった。結衣にとってはなかなか思う通りに作れていなかったアップルパイだ。簡単なことではない。天城の言う通り「命懸けで」やるしかない。でも、この場で金銭の支払いを命じないあたり、天城の優しさを感じる。

 結衣は、もともと繁野の店のアップルパイのファンだった猫田(趣里)の舌を唸らせることに見事成功。繁野は無事に天城の手術を受けられることとなる。

 そして、この手術が公開で行われた。この会の主催者は、全日本医学会会長の座を佐伯と争っている維新大学の菅井(段田安則)。東城大、引いては佐伯の足を引っ張ろうと、菅井は刺客として“クラッシャー”の異名を持つ外科医・安島(新納慎也)をプレゼンターとして招く。

 安島は最初こそ天城の手術における危険性について話し会場をざわつかせるが、あっという間に言いくるめられてしまう。のみならず、天城に医療過誤の可能性を指摘され、しっぽを巻いてあっさり退散。菅井の期待に応えられずテキサスに追い返されてしまったようだが、ねちっこく嫌味な感じが抜群にハマっていた安島のまたの登場を、密かに期待したい。

1 2 3
error: Content is protected !!