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ファンが待ち望んだラスト…二宮和也の泣きの演技が絶品なワケ。『ブラックペアン シーズン2』第8話考察レビュー

二宮和也主演の日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)が放送中だ。前作から6年後を舞台に、東城大学医学部付属病院に現れた、“悪魔”のような世界的天才外科医・天城雪彦の活躍を描く。今回は、第8話の物語を振り返るレビューをお届けする。(文・あまのさき)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:あまのさき】

アパレル、広告代理店、エンタメ雑誌の編集などを経験。ドラマや邦画、旅行、スポーツが好き。

遂に天城と渡海の関係が明らかに
タイトルバックの手形の意味とは?

日曜劇場『ブラックぺアン シーズン2』第8話より©TBS
日曜劇場『ブラックぺアン シーズン2』第8話より©TBS

『ブラックペアン シーズン2』第8話は、天城と渡海(二宮和也による二役)の関係が明らかになった上に、ついに渡海も登場し、ファンにとってはお祭りのような1話となった。

 事の発端は天城と佐伯(内野聖陽)のもとにそれぞれ届いた郵便物。不在の天城に代わって中身を確認したミンジェ(キム・ムジュン)いわく、「すぐに手術が必要な状態」の心エコーと造影CTだった。ミンジェは佐伯の心臓を映したものではないかと考えるが、世良(竹内涼真)は直近の天城の様子を思い出す。そして、それが天城のものだとあたりをつけるのだった。

 同じころ、天城は渡海の実家にいた。近所の人がさらりと告げた、奥さん=渡海の母が亡くなったという事実がショックだった。渡海の家に入った天城は、荷物を漁る。

 そこへ佐伯がやって来て、天城と渡海が幼い頃に生き別れた双子の兄弟であったこと、心臓に疾患のあった渡海を助けるために天城の血管を移植する違法手術をやったことなどが明かされる。

 天城が本当の“実家”で見つけた幼い兄弟が毎年手形を残したノート。本作のタイトルバックに手形が含まれていたことが、ここに繋がるとは。

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