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最初の頃とは比べ物にならない天城&世良の”バディ感”

日曜劇場『ブラックぺアン シーズン2』第9話より©TBS
日曜劇場『ブラックぺアン シーズン2』第9話より©TBS

 壮絶な過去を知ってしまったがゆえに、目を覚ました天城に世良は何と声をかけるか迷う。天城は「僕とジュノの関係は変わらない」と言ったかと思えば、「これからも素直な忠犬として」と軽口を叩く。

 あまりに自然なやりとりだった。最初の頃と比べ物にならないほどの“バディ感”に胸が熱くなった。

 そして、やはり先週佐伯が言っていたように、対極な印象の渡海からも天城からも寵愛を受ける世良がすごすぎる。天城が九死に一生を得たばかりではあるものの、新たな問題が浮上する。それは、佐伯が存在を隠している“徳永”という患者に関するものだった。

 東城大から消えた8年前の徳永の手術記録。渡海の実家に保管されていたその記録は、天城の育ての父である司(大和田伸也)が執刀していた。司が天城から隠したダイレクトアナストモーシスの論文、そして死の間際に託した「ブラックペアンの約束は破られた」という言葉…。

 佐伯、司、そして天城の実の父・一郎が、徳永に関する何らかの秘密を共有していることは確かだ。その謎を明らかにするべく、天城は徳永の居場所を突き止め、佐伯をだますような形で徳永の公開オペをすることになった。

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