山下智久との共演シーンに鳥肌…ドラマの質を引き上げる水上恒司の凄さとは? 『ブルーモーメント』第2話考察&感想レビュー
text by あまのさき
ドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系)が毎週水曜よる10時から放送中。SDM(特別災害対策本部)の気象班チーフ・晴原柑九朗(山下智久)が気象災害で脅かされる人命を守るべく奮闘する。今回は、園部優吾(水上恒司)を中心とした第2話のレビューをお届け。(文・あまのさき)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
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【著者プロフィール:あまのさき】
アパレル、広告代理店、エンタメ雑誌の編集などを経験。ドラマや邦画、旅行、スポーツが好き。
二重遭難事故にSDMはどう立ち向かう?
二重遭難の救助を描いた「ブルーモーメント」第2話。命の現場の緊迫感と、冷酷とも思える判断の裏にある優しさを垣間見た。
気象研究所の研究官の晴原柑九朗(山下智久)は、SDM気象班統括責任者として、消防班責任者の佐竹(音尾琢真)と、要救助者の前田を救おうとしていた。ところが、現場の悪天候によりヘリが飛ばせそうもない上に、いつ雪や風が落ち着くのかも解析できずにいた。
そんな折、別の場所で要救助者が発生。消防班班員で佐竹の部下である園部優吾(水上恒司)は、佐竹らを救助したい思いをこらえながら「救えない命より、救える命に向き合う」と、新たな救助へと向かった。
ところが、大荒れの天気のなか、救助すべき人たちの姿は見当たらない。晴原は「俺が導く」と言い、悪天候の中で要救助者たちがどのような経路をとったかを分析する。優吾以外の班員たちはどんどん悪化する状況に撤退を口にするが、優吾だけは晴原の言葉を信じるかのごとく探索をやめない。