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土地購入の目的はフローライトの利権獲得

二宮和也『VIVANT』第9話より(C)TBS
二宮和也VIVANT第9話よりCTBS

ベキの提案で、テントが買った土地に向かう一同。そこで、なぜ、この土地を買い占めているのかを乃木に明かすベキ。ここで、収支報告書の詳細が乃木に渡っていた事実を知ったノコルは、うろたえた表情を見せる。

その土地は、かつて地震による地割れが起き、孤児院の少年が転落してしまう事故があった。当時、救出に向かったノコルは、少年の遺体とともに、半導体の製造に使われる純度99パーセントのフローライト(蛍石)の鉱脈を発見していたのだった。

その利権を手にし、孤児院のために還元するという希望を伝えるベキ。後日、乃木はバトラカから、残りの土地を購入するために必要な金額は3000万ドル(約42億円)と伝えられる。8話で乃木に課された仕事が「コストカット」であった理由がそこに隠されており、既にテントが確保している金額は2000万ドル。残り1000万ドルを確保するために、バトラカは石炭工場への爆破テロの仕事を請け負う予定を明かすが、乃木は、「1人の血も流すことなく、資金を確保できます」と提案する。

乃木の案とは、株の信用取引による「カラ売り」だった。別班が持つ大手企業の内部機密情報や会計情報を使うことで資金を1週間で用意することは可能だと、ベキを説得する。「100%できる保証はない」と述べたことで、ノコルは反対するが、ベキは「血が流れないならば」と、この作戦にゴーサインを出す。

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