花岡のファインプレー
3月26日に放送された最終話。侑里とテオは、ハナ(玄理)が書いた絵本に惑わされ、距離を置いていたが、ふたたびヨリを戻すことができた。2人の復縁のために、花岡がいろいろと手を回していた……という展開に、胸が苦しくなった人も多いのではないだろうか。
ソウルに帰ってしまったテオに会いに行き、「テオは、まだギリギリうちの社員だよな? これは業務命令ってことで。たまには職権濫用もいいだろ?」と飛行機のチケットを渡す。そして、“自分のテレパスの能力のせいで恋人が死んでしまった”というハナの思い込みを解いてあげる。
終盤には、花岡がハナに「日本は桜が満開の季節です。お打ち合わせのあとに、うちのメンバーとお花見などはいかがでしょうか」とメール送りながら、幸せそうに微笑んでいたシーンがあった。
取引先の女性から、「よかったら、2人でごはんでも行きませんか?」と誘われただけで、公私混同だと怒っていた花岡が、今度は自分が公私混同をしているのが、なんだか愛おしくてクスッと笑える。
そして、1年の時が経ち、侑里とテオは韓国旅行に。そこで、侑里が韓国語をスラスラとしゃべっていたのにグッときた。これまで、侑里とテオは日本語でしゃべっていたが、今は日本語と韓国語をミックスして会話するように。
「侑里さん、愛してます!」
「サランへ!マニサランへ!」
お互いの母国語で愛を伝え合った侑里とテオ。どれだけの時が流れても、“I love you”が永遠に過去形にならないことを願ってやまない。
(文・菜本かな)
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