”火10”枠で放送中の二階堂ふみ主演のドラマ『Eye Love You』（TBS系）。相手の心の声が聞こえてしまう主人公が、年下の韓国人男性と恋に落ちるファンタジック・ラブストーリー。今回は、テオのアピールに胸キュンが止まらない第2話のレビューをお届け。（文・菜本かな）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

ーーーーーーーーーー

【著者プロフィール：菜本かな】

メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。

テオのまっすぐすぎるアプローチに
ときめきが止まらない！

「アイスクリームを買いに行きませんか？」と、急にメッセージが送られてくる。「なんでアイスクリーム？」と思っていたら、追加でポンと届いたサイトのリンク。開くと、「韓国人にとって、アイスクリームを買いに行きませんか？　というのは、2人きりになりたいという男性からのアプローチです」と書いてあって……。

チラリと彼の方を見ると、イタズラに笑っている。なんだ、この胸キュン展開は。相手が検索する前に自ら解説を送ってきちゃうなんて、さすがに沼すぎやしないだろうか。『Eye Love You』（TBS系）第2話も、テオ（チェ・ジョンヒョプ）のまっすぐすぎるアプローチにときめきが止まらなかった。

第2話、侑里（二階堂ふみ）が社長を務める「Dolce ＆ Chocolat.」に、テオがインターン生としてやってきた。せっかく恋が始まりそうだったのに、社長と従業員という立場になってしまったものだから、関係を進めるのもためらう。しかも、侑里のビジネスパートナー・花岡（中川大志）は、公私混同する人間が大嫌い。もしも2人が恋仲になってしまえば、テオは本採用前にクビを切られてしまうだろう。それどころか、侑里のポジションさえも危うくなる。

「私は、社長。彼は、社員」と自分に言い聞かせる侑里。しかし、テオはそんな侑里の葛藤を知らず、無邪気にアプローチを仕掛けてくるのだ。「僕は、侑里さんに毎日会えるのは嬉しいです！」なんて満面の笑みで言われたら、突き放すことなんてできないだろう。

侑里に「もう一緒に（ご飯を）食べません」と拒否されたあとのテオの表情も、すこぶる可愛かった。下唇を突き出し、眉毛を下げて、全力で“僕、悲しいです”とアピール。これは、侑里もメロメロになってしまうわ……と同情してしまった。