個性派ぞろいの9人のメンバー
初戦の結果は?
新入部員を交えた新学期の初練習で、入学してきた犬塚の孫・翔の投球に、南雲は思わず目を奪われる。翔にセンスを感じた南雲は、気が付けばボールの握りを指導していた。
学校では、生徒に対し部活動をするように勧める方針を取り始め、各部で生徒の取り合いが始まる。しかしながら、野球部員は9人にも届かない。そんな状態にも関わらず、星葉高校野球部の“スポンサー”を自称し、自らが建設を指示した新球場を使ってもらいたい犬塚が勝手に練習試合を組んでしまう。
そこで山住が目を付けたのが、日置の弟の壮麿(小林虎之介)だった。バッティングセンターで快音を響かせるそのセンスに注目していたのだ。一方で南雲は、「家が遠い」という理由で退部の意思を示していた根室知廣(兵頭功海)を引き留めることに成功する。
やっと9人揃った野球部。山住からの誘いで、南雲も試合に駆け付ける。しかし、対戦相手から試合をドタキャンされる。弱小校の悲しい運命だ。
急きょ、地元の草野球チーム「越山ドーマーズ」と試合をすることになる越山ナイン。しかし、練習不足の選手たちは6回でスタミナが切れ、先発投手の翔はコントロールを乱し、守備陣もエラーを連発する。失点を重ね、ドーマーズの主砲・下川原祐一(鳥谷敬)からはダメ押しの一発を浴びる。