南雲の衝撃の告白の真意とは
防戦一方の試合ながら、南雲は不思議な感情にとらわれていた。高校時代の感覚がよみがえってきたのだ。気が付けば、ベンチから大声で指示とゲキを飛ばしていた。
その声にナインがプレーで応える。ヒットでランナーを出し、独りぼっちで練習を続けていた日沖のホームランで一矢を報いたのだ。試合は2-12の大惨敗だったものの、選手たちは充実感に満ち、その後も練習を始める。
その姿を見た南雲は、監督就任を決意したのだった。
南雲の前に、監督就任の報を聞きつけた賀門が現れる。食事を共にした2人。そこで南雲は衝撃の告白をする。「今年度限りで教師を辞める」と…。
その前に、美香にかつての仕事仲間と思われる人物から電話がかかってきたことも気になるところだ。