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最終回でまさかのサプライズ…!? 最高の名ゼリフとは? ドラマ『下剋上球児』最終回考察&感想レビュー

text by 寺島武志

鈴木亮平主演の日曜劇場『下剋上球児』。「日本一の下剋上」まであと一勝。遂に夏の甲子園予選・決勝までたどり着いた越山高校野球部。その試合の裏では、甲子園出場のために多くの人たちの尽力があった。今回は最終話となる第10話のあらすじとレビューをお届けする。(文・寺島武志)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

原案本とフィクションが交錯した最高の決勝戦!

©TBSスパークル/TBS 撮影:ENO
©TBSスパークルTBS 撮影ENO

TBS系ドラマ『下剋上球児』第10話(最終回)が、12月17日、放送された。

物語冒頭で、校長の丹羽(小泉孝太郎)は、犬塚をはじめとする野球部関係者を集め、緊急会議を開く。その議題とは「越山が決勝で勝っても甲子園には行けない」というもの。甲子園に行くためには3000万円もの大金がかかるというのだ。そして、協力を得るために、深々と頭を下げる。

一方、準決勝で星葉高校にサヨナラ勝ちし、決勝進出を決めた越山高野球部員たちは、そんな問題など知らないまま、南雲(鈴木亮平)の家で決勝への決起集会で結束を図る。3年生は皆、高校生活最後になるかもしれない試合だ。そして3年生部員は進路についても頭を悩ませてもいた。

そんな中、大学からスカウトを受けていた根室(兵頭功海)はそのことを姉・柚希(山下美月)に言えずにいた。姉にこれ以上の苦労を掛けたくないという思いで、就職すると伝えていたのだ。

そして迎えた決勝。準決勝で下した星葉高校の賀門監督(松平健)が約束した通り、星葉応援団も越山の応援のために駆けつけるなど、越山を応援するムードの中、南雲と越山ナインの“日本一の下剋上”がかかった、運命の試合がプレーボールする。

準優勝で頭を強打し入院していた久我原(橘優輝)も、出場できなくても構わないと語りながら、「ここにいなければ、一生後悔する」と、病院から抜け出してベンチ入りしていた。

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