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ラストの”南雲”に衝撃…鈴木亮平×番家天嵩コンビに引き込まれる理由とは?日曜劇場『下剋上球児』第4話考察&感想レビュー

text by 寺島武志

鈴木亮平主演の日曜劇場『下剋上球児』が放送中。甲子園予選初戦を迎えた越山高校野球部。南雲は、副部長としてベンチに入るも、今大会を最後に教師を辞める決断をしていた。そして終盤、南雲がある行動をとる…。今回は、そんな第4話のあらすじとレビューをお届けする。(文・寺島武志)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

緊張の甲子園予選初戦
待ち受ける衝撃のラストとは

©TBSスパークル/TBS 撮影:ENO
©TBSスパークルTBS 撮影ENO

TBS系ドラマ『下剋上球児』第4話が、11月5日、放送された。

いよいよ夏の甲子園・三重大会初戦の日を迎えた。越山高校の相手は、実力的には同じ程度の多気高校。監督の横田(生瀬勝久)のブレーンとして、副部長の肩書でベンチ入りした南雲(鈴木亮平)は、この大会を最後に教師を辞めると決めていた。

この一戦に向け、南雲と山住(黒木華)は、多気高校を徹底的に調べ上げ、そのデータを越山ナインに伝えた上でゲームに臨んでいた。監督の横田は南雲のアドバイス通りにサインを出し、初回、たった3球で1点を奪い、先制に成功する。

エースの犬塚翔(中沢元紀)、久我原(橘優輝)、楡(生田俊平)ら1年生が活躍し、相手に得点を与えず、試合は1-0のまま膠着状態となる。

南雲家では、美香(井川遥)が職場復帰のために夫を残し、子どもたちとともに東京へ行くことを伝える。しかし、息子の青空(番家天嵩)は転校を嫌がり、東京行きにも納得していない様子だ。

一方で、南雲の過去を知る畑山(渋江譲二)は慶政大学に問い合わせて、やはり中退していたこと、教員免許を持っていないことの裏を取り、それを星葉野球部監督・賀門英助(松平健)にも伝える。

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