“新監督”に山住が就任
しかし山住にも過去にトラブルが…?
そんな南雲に“無免許教師”事件が検察で不起訴となったという朗報が届く。その背景には校長の丹羽慎吾(小泉孝太郎)を代表者とし、野球部の生徒たちを中心に署名を集め、嘆願書を提出したことも追い風となった。署名集めには、学校近くのファミリーマートの店長・青沼健太(コットン・きょん)も協力していた。
そんな折、南雲は青空(番家天嵩)は東京で働く妻・美香(井川遥)の職場を訪ねる。久々の再会に喜ぶ一家だったが、そこには美香の元夫にして青空の実父・小柳晴哉(大倉孝二)もいた。
小柳は南雲を犯罪者呼ばわりし、自分の浮気の過去を棚に上げ、嫌味タップリに南雲を説教する。その言い草は、常人であれば殴っても致し方ないような無礼極まりないもの。横でそれを聞いていた美香はあきれるばかりだ。
有望な選手を全くスカウトできなかったことが原因で、犬塚樹生(小日向文世)に解任されていた。そんな状況の中、山住は自ら新監督就任を申し出る。
野球部にはライバルである星葉高校のおさがりだが、バッティングマシンも寄贈され、強化が着々と進む一方、山住“新監督”はある生徒と再会する。その生徒は山住に対し「先生を続けていたんだ」と意味深な言葉を発する。