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突然の退学届…。楡の胸中は

©TBSスパークル/TBS 撮影:ENO
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南雲は、部員たちをもう一度奮起させ、また実戦経験を積ませるべく、次々と他校との練習試合を組んでいく。しかも、1日3試合という超ハードスケジュールだ。しかしその頃、予選敗退以来、練習に姿を見せていなかった楡から退学届が出されたという連絡が入る。

山住と部員は楡に会いに行くが、楡はすでに働き出しており、チームメートの言葉に耳を傾けようともしない。しかし楡は夜中、公園で素振りの練習だけは続けていた。そこに現れた犬塚(中沢元紀)に「甲子園を目指したことはあるのか」と問われ、楡は「そうじゃない奴なんかおるんか」と即答する。楡の野球への思いは、まだ消えてはいなかったのだ。

南雲も楡に会いに行き、退学の理由を尋ねる。楡は、勉学面を挙げるが、続けて南雲は「お前、何か問題を抱えていないか」と問う。すると楡は目が良く見えないことを告白する。

さっそく南雲は楡を連れ、コンタクトレンズを作る。南雲とともに痛がりながら、楡が人生初のコンタクトを目に入れるシーンは微笑ましいものだった。それまで楡はド近眼の状態で野球を続けてきたのだ。

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