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閑散としていた越山応援席に
応援団が集結!

©TBSスパークル/TBS :Len
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同じ頃、山住は病院の診断を受けていた。その診断結果は「肋骨骨折」。山住は思わず肩を落とす。スタンドに目をやると、当初、閑古鳥が鳴いていた越山側スタンドには、続々とお揃いのスクールカラーの緑色のTシャツを着た応援団が集結していた。

星葉はエースの児玉をマウンドに送るが、流れを呼び込んだ越山はスクイズで逆転に成功する。しかしその裏、ピンチを招いた越山。先発した根室に疲れが見える中、翔を伝令に送る南雲。そのピンチに根室は、かつてのサイドスローを復活させ打者を幻惑。何とか切り抜ける。

しかし、やはりこのチームの弱点である守備の乱れから逆転されてしまう。しかも久我原(橘勇輝)と楡(生田俊平)が激突し故障してしまう。

スタンドには異様な空気が流れ、両校の応援団同士で、小競り合い寸前の罵り合いが始まる。これを諫めたのは賀門だった。南雲とは袂を分かれたとはいえ、全国経験豊富な名将の言葉に、スタンドから自然と拍手が起きるのだった。

病院に運び込まれた久我原は、頭部を強打したため、48時間の安静を命じられたものの、リードを許しているチームに再合流しようと病院を飛び出そうとして、職員総出で止められる。脚自慢である久我原の“らしさ”全開で、思わず頬が緩むシーンだ。

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