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小芝風花&大島優子のコンビがまた見たい…ドラマ『GO HOME』最終回の真の主役とは? 考察レビュー

text by まっつ

ドラマ『GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜』(日本テレビ系)が最終回を迎えた。本作は、“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に返すために小芝風花&大島優子のバディが奔走する、ミステリー×ヒューマンドラマ。今回は最終話のレビューをお届けする。(文・まっつ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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【著者プロフィール:まっつ】

1993年、東京生まれ東京育ち。本職はスポーツウェブメディアの編集者だが、エンタメ・お笑いライターとして修行中。1週間に20本以上のラジオを聴く、生粋の深夜ラジオ好き。今一番聴くべきラジオは『霜降り明星のオールナイトニッポン』。好きなドラマは『アンナチュラル』、『いちばんすきな花』、『アンメット』。

最後まで“名もなきご遺体”に寄り添った『GO HOME』

『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』最終話 ©日本テレビ
『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』最終話 ©日本テレビ

 ついに『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(日本テレビ系)は9月28日に最終回を迎えた。正直に言うと、“最終章”を謳っていた前回の第9話には少し違和感があった。

『GO HOME』は身元不明の遺体を関係者の元へ帰すため、三田桜(小芝風花)と月本真(大島優子)の女性バディが奮闘するミステリー×ヒューマンドラマ。亡くなった人の人生を丁寧に振り返り、そして残された生きている人に寄り添うような温かさが持ち味だった。

 しかし、第9話では主要キャストであった堀口(戸次重幸)が事故で亡くなっただけではなく、突如として公安という大きな組織と戦うストーリーが持ち上がった。これまでの8話から大きくテイストが変わってしまった気がして、戸惑いがあったことは認めざるを得ない。

 かくしてやや不安な気持ちで最終回を迎えたわけだが、それは杞憂に終わり、「このドラマのこんなところが好きだったんだ」と思い出させてくれるような約1時間となっていた。

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