山本美月の芝居が上手すぎる…“強引な展開”に納得させられた理由とは? ドラマ『GO HOME』第3話考察レビュー
text by まっつ
ドラマ『GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜』(日本テレビ系)が土曜日夜9時より放送中だ。本作は、“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に返すために小芝風花&大島優子のバディが奔走する、ミステリー×ヒューマンドラマ。今回は第3話のレビューをお届けする。(文・まっつ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
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【著者プロフィール:まっつ】
1993年、東京生まれ東京育ち。本職はスポーツウェブメディアの編集者だが、エンタメ・お笑いライターとして修行中。1週間に20本以上のラジオを聴く、生粋の深夜ラジオ好き。今一番聴くべきラジオは『霜降り明星のオールナイトニッポン』。好きなドラマは『アンナチュラル』、『いちばんすきな花』、『アンメット』。
「自分の人生は思っているよりも周囲に影響を与えている」
そんなことを思い出させてくれた第3話
ドラマ『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(日本テレビ系)の第3話では、制作陣の強いメッセージがこちらに届いてきたようだった。
相談者の佐伯太一(葵揚)は3年前に失踪した婚約者・田中美江(東野絢香)を捜して、度々「警視庁身元不明人相談室」を訪れていた。しかし、その願いは叶わず、美江は海辺で水死体となって発見されるというショッキングな情報が届く。さらに、失踪していた間に、美江はマッチングアプリで出会った別の男性と結婚していたのだった。
結論から言えば、“入れ替わり”が事件の真相。実際は、インフルエンサーの「RILIKA」こと小澤梨々香(山本美月)が自殺しており、美江が美容整形と仕草を真似ることで、「RILIKA」として生き続けていたのだ。