ホーム » 投稿 » ドラマ » 次の犠牲者は誰…? 視聴率好調のワケは? 反町隆史主演のドラマ『グレイトギフト』徹底考察&解説。感想レビュー » Page 2

殺人球菌「ギフト」を発見してしまった藤巻の運命は?

波瑠
波瑠Getty Images

序盤から、元首相の急死に始まり、入院患者の相次ぐ不審死、医療界のトップに立つという野心が暴走した同院の心臓外科医・白鳥稔(佐々木蔵之介)が、藤巻が密かに培養していたギフトを悪用し、政敵の奥野信二理事長(坂東彌十郎)を殺害するという怒涛の展開を見せる。

白鳥は、重い心臓病で入院する藤巻の妻・藤巻麻帆(明日海りお)の主治医でもあった。そのため、白鳥から殺人の証拠隠滅を命じられ、藤巻は良心の呵責に苛まれながらも、遺体の中に残っているギフトの除去を試みる。

これらの死者が全て「急性心不全」と診断されたことに違和感を持った警視庁の元捜査一課刑事・神林育人(尾上松也)も独自に捜査する。そして、藤巻のもとには殺害をほのめかす、消印のない脅迫状が届く。

さらに、奥野の死に疑念を抱いた検査技師・久留米穂希(波瑠)が藤巻に接近。穂希は藤巻に、「院内で出される飲み物には(毒殺を防ぐため)気をつけた方がいいですよ」と忠告される。再び不審な手紙が藤巻に届き、さまざまな脅威に藤巻は翻弄される。

不幸は続く。白鳥がギフトを悪用して奥野理事長を殺した上で、その座を奪ったことを知り、白鳥を脅していた病理医・伊集院薫(盛山晋太郎)が、マイボトルの水を飲んだにも関わらず急死してしまう…。

偶然とはいえ、殺人球菌「ギフト」を発見してしまった藤巻と重病を抱える妻・麻帆の運命はどうなるのか。また、次なる犠牲者は誰なのか。そして、結末はいかに…。サスペンス要素に満ちたストーリーは見どころ満載だ。

1 2 3
error: Content is protected !!