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椿家のテーブルに4人の席が誕生
4人の関係性を育む場所に

左から)多部未華子、神尾楓珠、松下洸平、今田美桜『いちばんすきな花』第1話(C)フジテレビ
左から多部未華子神尾楓珠松下洸平今田美桜いちばんすきな花第1話Cフジテレビ

4人は4人なりのペースで、お互いのパーソナルな話をし、今まで隠してきたような部分を少しずつ見せ合う形で、関係を構築していく。それがここで必要だった社交性といえるかもしれない。

そして彼らは、これからもこの関係性を育み続けようとしている。椿の家に集まる口実となるように紅葉は椿の家にハンカチを、夜々はゆくえのもとにボールペンを忘れていった。思いやりを絵に描いたみたいな、やさしい空気が流れる。4人の男女は、2人と2人ではなく、4人での関係を静かに推し進める。

再会のきっかけとなる忘れ物が、椿にとってポジティブなものになったのではないかと期待した矢先。「忘れ物をした」と椿の家を訪ねてきたのは、一方的に婚約破棄をした純恋(臼田あさ美)だった。彼女は何か目的があって椿宅にやって来たのだろうか?疑問と不安を残し、2話は幕を閉じた。

(文・あまのさき)

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