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”何食べロス”間違いなしの最高の結末… ケンジの決断に泣けるワケ 『きのう何食べた? シーズン2』最終回考察レビュー

テレビ東京系にて放送中の『きのう何食べた?』。本作は、几帳面な弁護士・シロさんと、人当たりの良い美容師・ケンジの日々を、食生活メインに描く。遂に最終回である第12話は老い支度とプレゼント交換、今までのラストシーンの比較や2人から学ぶ本当の愛について解説する。(文・會澤奈津美)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

2人の将来とお互いの誕生日プレゼント

Ⓒ「きのう何食べた? season2」製作委員会 Ⓒよしながふみ/講談社
Ⓒきのう何食べた season2製作委員会 Ⓒよしながふみ講談社

シロさん(西島秀俊)は、両親の付き添いで八王子の老人ホームの見学に行った。帰宅してから家族3人で今後について話し合う。シロさんは、金銭面で援助をすると言ったが、両親はシロさん自身も「”老い支度”を考えなきゃダメ」と断る。シロさんも自分の老後がそう遠くはないことを実感する。

そしてもうすぐケンジ(内野聖陽)の誕生日なのだが、プレゼントは何がいいか聞くと「なんでもいい、シロさんにお任せする」と答える。さらに、前回のシロさんの誕生日プレゼントをあげられなかったから、お互いにプレゼントし合いっこしたいと提案する。

この難題に、佳代子さん(田中美佐子)に相談したり、仕事にも集中出来ず周りに心配される程悩んでいた。ケンジからシロさんに渡したプレゼントは、お揃いの弁当箱。今までシロさんはお揃いのものは頑なに断っていたが、シロさんは喜んだ。

今後の2人を考えたシロさんは、ケンジに財産を残すために遺言書を書くことをケンジに話す。それかいっそのこと、養子縁組しないかと提案するが、ケンジは断る。そして翌日、シロさんがケンジに贈った誕生日は“おそろいのエプロン”。そしてケンジはシロさんに「遺言書を書いて」と答える。

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