ホーム » 投稿 » ドラマ » 内野聖陽“ケンジ”の言葉に説得力があるワケ。ドラマ『きのう何食べた? season2 』4話考察&感想レビュー » Page 3

鋭い視点と相手の気持ちを汲み取るケンジ

Ⓒ「きのう何食べた? season2」製作委員会 Ⓒよしながふみ/講談社
Ⓒきのう何食べた season2製作委員会 Ⓒよしながふみ講談社

田渕くんは、自分としては千波の料理は今のままでも全然良かったのにと話すが、ケンジは「千波さん、田渕君のことすごく好きだったんだよ。だから、美味しいって喜ばせてあげられなかった自分が悲しかったんじゃないかな」と、田渕君が気づけなかった千波の気持ちを代弁した。

それでも別れる事ないという田渕君に対して、「人がどういう事で、どれくらい傷ついちゃうかは本人しか分からない」と教えるケンジの言葉に、田渕くんも納得した。

ケンジは周りをよく見えており、田渕くんの家に入った時も部屋の様子を見て、同棲していた彼女さんと最近別れたんでしょとズバリ的中させた。

シーズン1でもその様子が垣間見えており、例えばシロさんがファンだった元アイドルの三谷まみ(宮沢りえ)のグッズを、ケンジに内緒で小日向さんから入手していた時もすぐに勘づいていた。

そんなケンジの言葉には説得力があり、納得せざるを得ない。

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