奇しくも”水浸し”が2人を結びつけるきっかけ
今回のノブさんや、第2話でも20年前の回想シーンがあったように、これまでもシロさんの過去が度々出てきていた。
作中、ノブさんの話の流れでも触れていたが、シロさんとケンジの同棲のきっかけは、ケンジの部屋が水浸しなったのがキッカケだった。シーズン1で、2人の出会いについて詳しく触れており、ノブさんとは別のシロさんの元恋人も出演していた。
シロさんは、当時交際していたガタイのいい恋人・マーちゃん(後藤剛範)と一緒にゲイバーへ行くも、人気者のマーちゃんは知り合いに連れていかれ、シロさんはひとりぼっちに。
周りを見渡すとタンクトップで髪型もベリーショートの人たちばかり。それがここのモテファッションなのだ。一方、シャツに無造作ヘアのシロさんは浮いており、誰にも声をかけられず孤立していた。
そこへ、マーちゃんがケンジを連れてきて2人は初めて顔を合わせる。そこから少しずつ連絡を取り合い、ちょくちょく会うようになる。シロさんもいつの間にかマーちゃんと別れ、ケンジの部屋が水浸しになったこときっかけに一緒に暮らし始める。
自然の成り行きで交際することになった2人。シロさんはケンジの事はタイプではなかったが、実はケンジは初めて会った時に、シロさんに一目惚れしていたのだ。
そんな2人がこうして長く続いていられるのは、相性が合う証拠だ。『なに食べ』ファンとしては、2人を引き合わせてくれたマーちゃんにも感謝したい。