シーズン1から徐々に変化を遂げる
シロさんのお母さん
まずは、シロさんの母親(梶芽衣子)。寡黙な夫と2人で暮らす。いつも着物を身に着けた昔気質な母親。はっきりした物言いで、「ゲイはなにも恥ずかしくない。きちんと職場にカミングアウトしたの?!」などと責任感がある故に余計なお世話をしてしまうため、シロさんも鬱陶しいと感じることも。
そうは言うもののやはり息子がゲイと言うのは受け入れるのは難しく、シーズン1で正月に一度は会ったものの、もうケンジに会いたくないとシロさんに言ってしまい、それを聞いたケンジは傷ついてしまった。しかしそれがきっかけで、シロさんは正月にもう実家に帰らないと決めるのだが、これがきっかけで2人の愛も深まったのは事実だ。
また、シロさんが学生の時に「女の人を好きになりますように」と変な宗教にハマって、壺などを買ってお金をたくさん使ってしまい、現在のシロさんにお金を借りる事もある。
それに負い目を感じたのか、シーズン2では顔は合わせないものの、ケンジに手土産を渡したり、一緒のお墓に入ろうと提案したりとケンジ自身の事を拒絶しているわけではないことも分かる。息子がゲイだと受け入れられない自分との葛藤もあるのかもしれない。