脇役から見るシロさんとケンジの変化とは？サブキャラを徹底紹介！『きのう何食べた？ season2 』第6話考察＆感想

1度だけ登場したことがあるケンジの家族

ケンジの家族はこれまで一度だけ登場したことがある。それは父親の死をきっかけに実家に帰った時だ。ケンジの父親は昔から酒癖が悪く借金もして家族に手も上げていた。ケンジが中学生くらいの頃に帰らなくなり、そこからずっと会っていなかった。

ケンジの家族は母親と姉2人。あまり家族の話もせず、シロさんの様に実家に帰らなかったケンジは家族仲が悪いのかと思いきや、みんな明るい性格で、彼氏の写真見せて！とケンジが同性愛者である事も受け入れている。

同じ美容師で店を構える母親は、一生独り身のケンジを案じて、跡を継がない？と誘うが、ケンジはそれを断る。後日シロさんに伝えると「それだと引越ししなきゃいけないしな」と言う発言で、ずっとケンジと一緒にいる事が当たり前になっているシロさんに感動する。

そしてもう1人の母親、佳代子さん（田中美佐子）。近所に住むシロさんの料理仲間であるが、あっけらかんとした性格で、シロさんがゲイである事も家族との確執も全て受け入れる母親のような存在。責任感が強く、あまり弱音を吐かないシロさんも、佳代子さんの前だとつい話してしまう、必要不可欠な人物だ。

シロさんの母親が昔、宗教にハマって高い壺などを買った事で家計が苦しくなっている事に対しても、「筧さんが今こんなに立派になったのはその壺のおかげじゃない？」母親も肯定し、その言葉にシロさんも救われることも。

実はこれまで頻繁に出演している佳代子さんだが、ケンジと１回もあったことがない。お互いシロさんを通して存在は知っているものの辛みがないのだ。今後2人が会って、どんなやりとりをするのかと楽しみだ。

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