まだまだ考察 & 胸キュンが止まらない『くる恋』
ここからは、朝日と律にも触れていきたい。まず、朝日は何度か訪れた大逆転チャンスを逃しまくっているので、本命になれる可能性はゼロに等しい気が。ここで、朝日が“指輪の人”に躍り出るようなことがあれば、それこそ“くるり”なのだが……。
万が一、記憶を失う前のまことが、朝日に恋心を寄せていたとしても、今のまことは好きにならなさそう。いい人を極めすぎて、どんどん恋人路線から離脱していってしまっている朝日。彼には、フランクなまことの友人・香絵(丸山礼)がしっくり来そうなのだが、どうだろうか?
その一方で、どんでん返しする可能性が残されているのが、律だ。律は、まことにあまり相手にされていないにも関わらず、なぜか飄々としている。本命の余裕(?)みたいなものが溢れ出ているのだ。
筆者的には、律は元カレっぽいなぁと思う。記憶を失う前のまこととデートをしているような回想シーンもたびたび登場するし、「待ってよ、待ってよ!」と泣きながらまことを追いかけていた描写も気になる。
また、律は“記憶を失う前のまことは別人だった”みたいな発言をよくしている。第7話でも、「前の自分と、今の自分で考えが全然違ったらどうする?」と質問していたシーンがあった。
もしかすると、記憶を失う前のまことはかなり打算的な人物で、お金持ちで実家も太い律と愛のない結婚をしようとしていた? 本気でまことを好きになってしまった律は、まことの人生がリセットされたのを良いきっかけだと思い、愛のない結婚ではなく、愛のある結婚に持っていくために奮闘している? なんて考察も楽しい。
さて、まだまだ先の展開が読めない『くる恋』。引き続き、考察&胸キュンを楽しんでいきたいと思う。
(文・菜本かな)
火曜ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』TBS系毎週火曜よる10時放送中
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