シェアハウス内で恋の三角関係が発生?
美己たちがカラオケを出ると、健太郎と松永そして女性たちとばったり遭遇してしまった。松永の隣にはいかにもな大人の雰囲気が漂う女性の姿が。しかも松永の腕に手を回しているではないか。
美己は自分たちの合コンに反対していたくせに!と不満をぶつけるも、松永は自分で責任がとれる大人だからと反論する。冒頭で美己たちが12歳差について自分たちの成長との対比をしていたけれど、どうしたって埋められない年の差を突きつけられる出来事だった。
側溝に落としてしまったピンクのストラップ。第2話で松永からスマホを失くさないようにともらったものが、次第に2人を繋ぐ大切なアイテムになっていた。凌が美己を気にかける様子も手に取るように伝わってきて、これから三角関係に発展しそうな予感がする。
終盤ではバーで働く健太郎と客としてグラスを傾ける松永の姿があった。二人とも随分と大人っぽく映り、バーには人を魅力的に見せる効果があるのだとうっとりしてしまった。
そんな余韻をかき消すかのように松永の過去が少しずつわかってきた。健太郎が「まだ引きずってるの?」「帰ってきてるみたいよ」と言っていたのは、松永のかつての恋人だろうか。松永がデスクの引き出しにしまった額縁入りの写真に映るのはいったい誰なんだろう。第4話では健太郎によって松永の過去が少しずつ明らかにされていく。
(文・柚月裕実)
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