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杉野遥亮”歩”の激変に衝撃…最も成長を感じられた名シーンとは? 『マウンテンドクター』第2話考察&感想レビュー

text by まっつ

杉野遥亮主演のドラマ『マウンテンドクター』(カンテレ・フジテレビ系)が放送中。本作は、山岳医療にスポットを当てた完全オリジナル作品。主人公の宮本歩が、山岳医療チーム“MMT”(マウンテン・メディカル・チーム)の一員として奔走する。今回は、第2話のレビューをお届け。(文・まっつ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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【著者プロフィール:まっつ】

1993年、東京生まれ東京育ち。本職はスポーツウェブメディアの編集者だが、エンタメ・お笑いライターとして修行中。1週間に20本以上のラジオを聴く、生粋の深夜ラジオ好き。今一番聴くべきラジオは『霜降り明星のオールナイトニッポン』。好きなドラマは『アンナチュラル』、『いちばんすきな花』、『アンメット』。

MMTのチーム医療が本格始動

ドラマ『マウンテンドクター』第2話 ©カンテレ
ドラマ『マウンテンドクター』第2話 ©カンテレ

「一人でも救える命があるなら、できる限りのことをしたい」

 15日(月)に放送された『マウンテンドクター』の第2話、海外研修から戻ってきた宮本歩(杉野遥亮)はそう語る。歩は言葉だけでなく、行動をもって自身の信念を示した。

国際山岳医となった歩はMMT(マウンテン・メディカル・チーム)に新たに配属される。「山での死亡者ゼロ」を目標に掲げ、意気揚々と信濃総合病院に戻ってきたのだが、他のメンバーと温度差があることを痛感する。チーフで救命救急医の小宮山(八嶋智人)はそもそも山での治療に消極的で、歩の幼なじみで麻酔科医の典子(岡崎紗絵)も登山について「めんどくさい」とこぼす。

 当然、山小屋での泊まり込み治療も誰も手を挙げず、歩と典子の2人が山へと向かうことに。山小屋に着くと、診療所に登山初心者の野口七海(西原亜希)と大地(横山歩)の親子がやってくる。歩は大地が履いていたボロボロのスニーカーが気になり、七海にレンタルの登山靴を勧める。しかし結局、大地は登山靴を借りることなく、翌日母親と山へと向かうのであった。

 すると、山頂へ向かっていた七海が崖下に滑落したという連絡が山小屋に届く。天候不順で救助ヘリは飛ぶことができなかったため、歩と典子は現場へ急行。歩は応急処置を行い、大地を病院へ搬送し、動かすことが危険だと判断した七海は山小屋で治療するという決断を下す。しかし、七海の容態が急変し、設備の整わない山小屋診療所での開腹手術が急務となるのだった。夜間に山小屋へと器具を運んできた玲(宮澤エマ)の助けもあり、歩は無事に手術を成功させる。

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