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“伝説のギャル”仲里依紗が初登場! 橋本環奈“結”が感化された「ギャルの掟」とは? NHK朝ドラ『おむすび』レビュー

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第15話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

満を持して仲里依紗が登場!

連続テレビ小説『おむすび』第3週 第15話 ©NHK
連続テレビ小説『おむすび』第3週 第15話 ©NHK

 四ツ木翔也(佐野勇斗)の母(酒井若菜)を寮まで道案内した結(橋本環奈)は、帰宅すると、父・聖人(北村有起哉)から突然、「神戸に戻るとしたらどうする?」と訊かれる。幼い頃の記憶がフラッシュバックし、答えが出せない結は港へ向かう。

 すると、翔也が結を待っていた。母を助けてくれたお礼にと、栃木産のいちごを渡すと、そこには翔也の夢を叶えるための目標が書かれた“夢ノート”が紛れていた。結は「夢ってなきゃダメなのかな…」と翔也に気持ちを打ち明ける。

 後日、天神にやってきたハギャレンのメンバーと結は、知らないギャルがサラリーマンを恐喝している様子を目撃する。タマッチ(谷藤海咲)やルーリー(みりちゃむ)が止めに入るが、恐喝していたギャルたちは、ギャルはみんな同類だと言い捨てて去ろうとする。

「ダサいことは死んでもするな」。姉・歩(仲里依紗)の言葉に感化された結は、意を決して、恐喝ギャルに立ち向かう。そこへサラリーマンの通報によって警察官が駆けつけると、恐喝ギャルたちは連行されていった。

 無事に家路に着いた結だったが、そこへ突然「ただいま〜」と姉の歩(仲里依紗)が帰ってくる…。

「夢って何なん?」と題した第3週。確固たるビジョンを持つ風見先輩(松本怜生)や四ツ木翔也、そしてハギャレンと比べて、自分の夢がわからずに悩む結の心の葛藤を丁寧に描いていった。また、結が神戸で被災したと思われる描写も散りばめられ、今後の展開に大きく関わってきそうなトピックも描かれた。

 今週もSNSで大反響を巻き起こした『おむすび』。「ハギャレンのみんな、風見先輩、翔也と周りはみんな目標を持っている。結だけが置いてけぼり。」「結ちゃんの平穏無事に暮らす事は、あゆさんの事以外にやっぱり震災で地獄絵図を見たのがあるんじゃないかと。それだと神戸に戻ろうとは思えないよね」など、結に同情したポストが多く見られた。

 また、満を持して伝説のギャル・歩役の仲里依紗が登場!「あまりにも出ないからアユ姉様はもう都市伝説なのかと思ってた!!!笑笑」「仲里依紗様きたー!!!!!!!」「来週ついにおねぇちゃん登場ですね」「あゆこと仲里依紗の本格登場でおむすび面白くなる気がする」など、これまで匂わせてきた姉の存在が現実になり、興奮を隠せない『おむすび』視聴者。

 来週は、いよいよ糸島フェスティバルで結たちがパラパラを披露してくれそうだ。来週以降も目が離せない。

(文・野原まりこ)

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