号泣シーンが話題…物語のカギを握るのは井浦新。その理由とは? ドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』第1話考察レビュー
text by 會澤奈津美
主演・田中圭の大人気シリーズ『おっさんずラブ』。2016年より単発ドラマから始まり、連続ドラマ、劇場版と社会現象を巻き起こしたあの人気作品が5年の時を経て待望の続編『おっさんずラブ-リターンズ-』として帰ってきた。今回は第1話の見どころをポイントごとに紹介する。(文・會澤奈津美)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
インパクト強めの初夢から新年がスタート
冒頭、結婚式場で見慣れた面々がバージンロードに向かって拍手を送る。そこを歩いていたのは白いタキシードに身を包んだ春田(田中圭)とその隣には黒澤元部長(吉田鋼太郎)。
祭壇で待つ牧(林遣都)に2人は歩みを進めていくのだが、黒澤が引っ張って行かせないようにする。牧は春田を奪いキスをしようとすると黒澤が邪魔をし、そこからチャペルがめちゃくちゃになる程の大げんかを始めた。
そこで春田は目が覚める。今日は元旦で、衝撃な初夢のスタートだった。
今日は海外出張から牧が帰ってくる日。春田は寝坊してしまい急いで空港へ迎えに行くが、牧の姿はなかった。営業所や本社にも尋ねるが、すれ違いが続き結局会えずに帰宅。
新しく部長になった武川(眞島秀和)から「牧も戻ってきたし、黒澤さんも誘ってみんなで集まらないか」とメッセージが届く。黒澤が退職してから連絡を取っていなかった春田は黒澤に連絡しようとすると、牧からメッセージが。
急いで迎えに行って牧に会うのだが、3年半ぶりでお互いなんだかぎこちない。段々と笑顔になって2人で抱き合い、新居の戸建てへ向かう。幸せいっぱいの新婚生活がスタートした。