テレビ朝日系で放送中の『おっさんずラブ-リターンズ-』。「君たちはどう生きるのかい」と題した第7話は新婚早々、春田と牧が子育てに大奮闘。そしてそれぞれに思わぬ“異変”が訪れる。今回は第7話のレビューと共に、前回に引き続き筆者独断のイケオジバトルロワイアルを開催。（文・曾澤奈津美）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

魔の3歳児に振り回される春牧カップル

春田（田中圭）と牧（林遣都）は幸せいっぱいの結婚式を終えた翌日、なんとか気持ちを切り替えて日常に戻る。そんな中、ちず（内田理央）が過労で倒れてしまった。

兄の鉄平（児嶋一哉）と舞香（伊藤修子）は子どもたちを連れて初めての海外旅行中なので、絶対に連絡しないでほしいと2人に頼むちず。シングルマザーであり、親族で頼れる人もいない。そんな彼女を心配した春田と牧は、息子の吾郎（佐藤大空）を預かることになった。

しかし、3歳児は思った以上に動きが活発で、言うことを聞かずにやりたい放題。保育園へ迎えに行っても、公園で遊び、帰る気が全く無い。家に帰ればリビング中、落書きや小麦粉をまき散らす。過酷すぎる子育てに春田と牧は毎日ぐったり。

一方、前回の盛大な披露宴の裏で、黒澤（吉田鋼太郎）はひとりトイレで血を吐き出していた。元妻の蝶子（大塚寧々）に背中を押され、病院へ行くことに。さらに春田への想いに葛藤する和泉（井浦新）のもとに、菊之助（三浦翔平）が、任務中に負傷したと公安から連絡が入る―――。