恋のライバル2人が実は異母姉妹?
第3話では、未久(田牧そら)が瑠璃(新井美羽)の“異母姉妹”である可能性が浮上した。瑠璃の好きな人・青葉(坂元愛登)は、未久に恋心を寄せているため、2人は恋のライバルでもある。
瑠璃と未久は、同じ学校に通ってはいるものの、生きている環境は正反対。瑠璃は、親に甘えまくっており、全力で勉学に集中できる環境があるが、未久は帝都病院に入院している母の看病や高額な治療費を賄うためにバイトに追われている。そのなかで、成績トップ争いの常連組になっているのだから、すごい。
瑠璃が成績トップになったことを自慢しても、未久は「そういうの、やめた方がいいよ。可哀想な人って思われるから」と全力スルー。大人びているというか、なんというか…。まさに、“達観している”という言葉がピッタリだ。たくさんの辛いことを乗り越えてきているため、恵まれた環境で生きている光洋学園中等部の生徒たちのことを、少し見下しているところがある。
しかし、瑠璃と未久が“異母姉妹”だったとするなら、ただのライバル…というわけにはいかなくなってしまう。英世(田辺誠一)が結婚を考えていた“学歴のない若い看護師”が、未久の母・希美(映美くらら)であることは確定路線だろう。紗英が英世を略奪した時点で、希美が妊娠していたとすれば? 瑠璃と未久が同い年であることを加味すると、やっぱり未久は英世の娘なのだろうか。
希美が、英世が働く帝都病院に入院していること。また、「ほかに頼れる人がいないの」と英世に電話をかけたということは、この2人の関係性が今後の浅見家を揺るがす起爆剤になってきそうだ。
また、秀才の姉・瑠璃に比べて勉強ができないため、紗英の関心を惹きつけることができず、「ママはわたしなんかいなくていいの」と思い悩んでいる真珠(白山乃愛)も、要注意人物になってきそう。万引きをしているところを見つけて、諭してくれた泉に心を許していく展開になっていく予感がする。