謎キャラ・九条がついに動き出す
しかし、まだ冴島家の心の傷が癒えていない段階で、何も知らない泉がエンタメに昇華するのはいかがなものか。
「わたしは、余計なことをしているのでしょうか…」と泉がつぶやいたとき、本来なら「そんなことないよ、頑張れ!」と応援するべきなんだろうな…と思いながら、心のなかで「本当に余計なことばっかりして…」とつぶやいてしまった。
そんな泉の小説を、なぜか九条(小雪)が「書くべき」と後押ししているのが気になるところ。やはり、冴島家をぶち壊した黒幕は、九条なのではないだろうか。
紗英に嘘をつかれていたと知り、「わたし、もう何も信じられなくて…」と嘆く瑠璃に、「大丈夫。あなたにはわたしがついてる。わたしは、嘘をつかない。信じてついてきて」と声をかけ、ニヤリとしていた九条。
「自立すれば、自由になれる。これからは、母親の言葉に従う必要はありません。親こそが、使い捨てされるべき存在なのです」という言葉は、もしかすると遥人にもかけていたり…? しかし、何のために…?
いちばんの謎キャラ・九条が、ようやく存在感をあらわにしてきた『スカイキャッスル』。次週からはさらにドロドロ展開になっていきそうだ。
(文・菜本かな)
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