永瀬を「ライアー」に導いた師匠
ディーン・フジオカが登場
いよいよ始まったシーズン2である本作の第1話。
冒頭、祟りを取り除こうと護摩行に挑む永瀬。しかしそこでも“正直さ”が災いし、お坊さん(泉谷しげる)と口ゲンカになり、追い返されてしまう。さらに、同じ課長代理のポジションに藤原結弦(馬場徹)がヘッドハンティングにより入社し、その立場が危うくなる。
永瀬と月下は、マダムのコネで入社したマイペース過ぎるZ世代の新入社員・十影健人(板垣瑞生)を伴い、タワマンの購入を希望する田口一家を案内する。しかし十影がカギを忘れたことで客を待たせている間に、かつて永瀬を「ライアー」に導いた師匠で、営業成績ナンバーワンを誇っていた神木涼真(ディーン・フジオカ)が現れる。
「不動産業界から足を洗った」と言いながらもミネルヴァ不動産に入社していた神木は、目の前で永瀬の客を奪い、敢然と古巣の登坂不動産に挑戦状を叩きつける。神木は嘘まみれの悪魔的な営業トークのみならず、購入希望者の心理を巧みに突いた手法で、新天地のミネルヴァ不動産でも営業成績を伸ばしていた。
片や、ヘッドハンティングされて入社した藤原は、徹底的に客に寄り添う月下のスタイルを批判。デートを優先し、定時で帰る十影の存在も併せ、永瀬も月下もイライラを募らせていく…。