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十影(板垣瑞生)の過去が明らかに

『正直不動産2』第4話より ©NHK
正直不動産2第4話より ©NHK

酒の場で社長にグチをこぼす永瀬は、同席したマダム(大地真央)から十影の生い立ちを聞く。十影はマダムの継孫だといい、幼くして両親を亡くした十影を預かったのだという。視聴者をイライラさせるキャラクターの十影だが、意外な過去が明らかとなった形だ。

夜中、永瀬は十影を呼び出し、藤森のバーを訪れる。しかし、そこにいたのはミネルヴァ不動産の西岡だった。違法覚悟で審査を突破し、契約に持ち込もうとしていたのだ。

永瀬に不幸な生い立ちを語る藤森。しかし、“風”を受けた永瀬は同情などせずに、「信用がないのは社会のせいではなく、あなたのせい」と看破する。さらに「賃貸保証会社から信用を得る前に、彼女から信用されるべきだ」と説く。

再び2人を訪れる永瀬と月下。マンション「ラプラス」は、美玲をイジメっ子から藤森が救ってくれた思い出の場所のそばだったのだ。美玲は藤森に、「社会や他人のせいにして、誤魔化しながら生きるのはやめよう」と語る。

永瀬も、過去の自分の姿を重ねながら、「正直に生きましょう」と語り掛ける。

再度、オーナーの貴島を説得に訪れる永瀬と月下。しかし、クビを縦に振らない貴島に対し、「2人は信用できる」と断言し、藤森が貴島に土下座したことで入居が可能となる。結果的に永瀬と月下が動いたことで、十影はほぼ何もせずに契約を取った形となったが、十影は何も感じていないわけではなかった。

翌日、始業10分前に出社し、会社の掃除をする十影の姿を永瀬は目の当たりにする。その姿に大河部長も驚き、登坂社長も「永瀬の教育のお陰かな」と目を細めるのだった。

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