神木の魔の手によって起きた悲劇
ついに営業成績で1位をゲットする黒須。しかし、その数字は海野の案件を海野から引き継いだことによるものだった。
篠崎を待ち伏せし、ミネルヴァ不動産に招き入れる神木。そしてマンション投資を諦めたと語る篠崎を翻意させることに成功する。これによって篠崎をさらなるアリ地獄へと突き落とすことになる。美智子とのいさかいも徐々に増えていき、それを見た琴乃も不安な気持ちになる。
琴乃は親の年収が1000万円以下なら教育資金の援助が受けられるという情報を得て、両親にそれを話す。そして将来、弁護士になるという夢を口にする。
琴乃がなぜ、永瀬を知っていたのか。それは、清掃ボランティアを通じて、街に貢献する姿を目にしていたからだった。
一方で、海野から一方的に契約解除を通告され、黒須は窮地に陥る。青ざめる黒須に、永瀬は救いの手を差し伸べる。しかし一方で、神木は海野に対し「黒須にハメられた」と吹き込む。
海野に会った黒須は、物件の売却に成功したことを報告するが、神木に悪口を吹き込まれていた海野は逆上し、黒須を階段から突き落としてしまう。
全ては神木が仕組んだシナリオ通り、いやそれ以上だったのだ。