灯(白石聖)のトラウマが明らかに
今回、同時に描かれたのが、パラリーガルとして働く加賀見灯(白石聖)の過去だった。灯の父親が急遽上京するといい、保田のもとへ挨拶にやってきた。そんな父親に端を発し、灯のトラウマが明らかに。
灯はかつて働いていた職場で、女性上司からパワハラに遭い、その鬱憤を晴らそうと漫画を描いてWEBにアップしていた。ところが、パワハラでトイレにこもって15分泣いたという漫画がバズったのはいいが、見知らぬ赤の他人から否定的な意見も寄せられ、さらなる傷を負ってしまったのだ。
そんな痛みを知る人間だからこそ、誰かの力になれたら…パラリーガルの灯がネットのトラブルを専門とする法律事務所を選んだ理由が明かされた。
痛みを知り、それをバネに誰かのためにと立ち上がれる灯の強さが頼もしい。いつかは弁護士として独り立ちする日が来たら、人の心がわかり、そして女性という立場を活かしたすてきな弁護士になるのでは!?と、つい“親戚のおばちゃん”のようなスタンスで見守った。