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あの「たわしコロッケ」「牛革財布ステーキ」に続く
トンデモ展開の幕開けか?

小沢真珠【Getty Images】
小沢真珠Getty Images

鹿児島にひょっこりやってきたゆり子が、舜に抱き着く様子。2人きりになれたときの嬉しそうな表情からは、どれほど舜のことを思っているのかが伝わってきた。アパートで交際当時を思い出して甘い雰囲気になった2人。舜も様々な場面で改めてゆり子への変わらぬ思いを確かめた。家族になってもなお舜への思いは変わらないなんて……。ゆり子を裏切らないでくれ、と願うばかりだ。

ただ、「他の人がいても心の中は2人きりの世界か…密会写真、カシャッ」と、ゆり子たちとの会食を近くで見ていた片山。花が舜に近づいていくのを阻止して欲しいのだが。花の登場によって、ゆり子が抱く舜への思いをより強いものにしたように、舜と片山も、互いの存在が花への淡い思いを加速させてしまうのだろうか。

さて、第1話からゆり子がとんかつを何枚も揚げる場面を含めると、なんだか昭和から平成の昼帯に放送されていた昼ドラを思い出す。東海テレビが制作した昼ドラ『真珠夫人』(フジテレビ系)に登場するたわしコロッケ、『牡丹と薔薇』(同)の牛革財布ステーキを彷彿とさせる。本作に小沢真珠が出演しているだけに、これからトンデモ展開が待ち受けている可能性もありそうだ。

第1話で、鳥貝が「初恋は殺しておかなきゃいけない」という忠告が、次第に重みを増してきた。

(文・柚月裕実)

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