ハッピーエンドはみせかけ？廻と翔の関係に進展も…ドラマ『時をかけるな、恋人たち』第3話考察＆感想レビュー。あらすじ解説

マギー＆キケロは何者なのか！？

マギー＆キケロは時空を飛び回り、あらゆる時代で犯罪を犯すカップル強盗。そんな彼らの手配書には「MAGI AND KIKERO」とある。

もうお気づきかと思うが、MAGIの母音を取ると“MG”が残り、廻（めぐ）と一致する。そしてキケロはローマ字表記でKIKEROとなり、母音を取ると“KKR”となる。これも翔（かける）と一致。

1話目同様、気づく人は気づくような小さな伏線が3話目にも張られており、今後の展開にどう影響してくるのか目が離せない。そして3話目ではようやく廻と翔の関係に進展があった！

翔が廻に改めて告白すると、廻は「じゃあとりあえずアフターでも行きますか」と返事。そこへ食い気味に翔が廻の腕を組む。ボケの翔にやんわりとかわいいツッコミをする廻の間には、心地よい空気が流れており、見ているこっちが癒される。

芝居をしていないような、永山瑛太と吉岡里帆自然な空気感が何よりもこのドラマを良いものにしている。

毎回毎回、視聴者を引きつける展開とかわいらしい唯一無二の世界観。次回はどんな仕掛けで我々を楽しませてくれるだろうか！？

(文・野原まりこ)

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