「嫌われたくない」と思っての行動がすべて裏目に…。
最終的に、誹謗中傷を書き込んだのは麻生の娘・光希(新井美羽)であること、密会していたと思われた女性はカウンセラーだったことがわかる。
娘の笑顔が見たくて始めた動画配信が、結果的に大学受験を控える光希にプレッシャーを与え、家族がぎくしゃくしていくことや誹謗中傷によって自身も心のバランスを崩してしまった麻生。そしてカウンセリングに頼ったら、今度は妻に浮気を疑われてしまった。
家族を大事にしたい、嫌われたくないという一心での行動が、すべて裏目に出た。これに対し、蔵前は「話し合うこと」を勧め、事態は一件落着を見た。
蔵前が話し合いを進めたのは、彼もまた、杏のご機嫌を取るような行動をして気持ち悪がられ(はっきり気持ち悪がってくれる杏は、ある意味優しいのかもしれない)、言いたいことがあるなら言うように促されたからだ。