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相方・平手友梨奈が演じるは
最年少で司法試験合格の“超エリート”

平手友梨奈『うちの弁護士は手がかかる』公式インスタグラムより
平手友梨奈うちの弁護士は手がかかる公式インスタグラムより

蔵前がバディを組むことになった杏は、最年少で司法試験に合格した超エリートだが、人の気持ちがわからなかったりコミュニケーションが苦手だったりと社会性にやや難ありで、弁護士として思うような成果を上げられずにいた。そんな杏を蔵前と組ませることで、なにかいいように作用するのではないかと香澄法律事務所の所長・今日子(戸田恵子)は考えたのだろう。

実際に案件をこなしていく中で、2人の歯車はうまく噛み合いはじめてきている。

たとえば第1話では、蔵前も顔見知りだったドラマのアシスタントプロデューサー・吉岡(入山法子)が上司をパワハラで訴えた。上司側にはテレビ局がついていたこともあり、事前の根回しによって確たる証拠も証言も得られない。裁判に持ち込むも、杏たちは劣勢となり結局は和解を選択することになる。

なんとも後味の悪い結果となりかけたが、和解の場で蔵前が相手を煽り、そこで出てきた暴言をテレビ局内で放送。さらに不倫の証拠も突き付けて、誠意ある対応を要求するといった連係プレーが見られた。

続く第2話では杏の中学時代の同級生・若宮円(渡邊圭祐)が依頼人となる。若宮はいじめをきっかけに、7年間引きこもりになってしまった。いじめの首謀者たちに復讐がしたいが、事項の問題もあり立証は難しい。

しかし蔵前と杏の働きにより、いじめの主犯が現在は人気動画配信者となっている元クラスメイトの合田修吾(曽田陵介)である証拠をつかんだ。訴訟を起こすために動きはじめたが、合田側の代理人から若宮の母が合田に対する誹謗中傷を行っていたことを理由に和解を申し込まれてしまう。

またしても司法の場で断罪することはできなかったが、最終的には蔵前たちが当時のクラスメイト全員を集め、いじめを行ったり黙認したりした人はみな刑法で裁かれる可能性があること、やり返したらやり返される社会だから、それならば若宮は我慢するという決断に至ったことを伝え、謝罪させることに成功した。

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