ホーム » 投稿 » ドラマ » 超鈍感な目黒蓮”夏”に癒される…”海”との噛み合わないやりとりに魅了されたワケ。ドラマ『海のはじまり』第3話考察レビュー » Page 4

ちょっぴり抜けている夏に癒される…。

『海のはじまり』第3話より ©フジテレビ
『海のはじまり』第3話より ©フジテレビ

 そんななか、ちょっぴり抜けている夏に癒される。まだ6歳の子の前で、「認知とか〜」と語り出したり、「パパだからいなくならないでほしいけど、パパやらなくていいってこと?」「ごめん、パパやるってなに?」と不思議な“構文”を生み出したり。

 弥生側になって考えると、「もう少し、彼女のことを見てあげて!」と思う部分もあるが、口達者な女性陣のなかで、ポワポワしている夏が抜け感になってくれているのは間違いない。

 明らかに子ども嫌いな雰囲気を醸し出して、海がカメラを触ると「触らないで」と言っていた夏が、第3話では「触ってみる?」と自らカメラを差し出していた。海を後ろから見守り、「ここにいるからどこでも行きな」と言っていたママ(=水季)と、前を歩き、「ここにいて」と言っていたパパ(=夏)。

 2人のパパとママは、海が生まれたときからすでに始まっていたのかもしれないなと感じた瞬間だった。

(文:菜本かな)

【関連記事】
【写真】目黒蓮と泉谷星奈のやりとりにほっこり…天然な魅力を堪能できる劇中カットはこちら。ドラマ『海のはじまり』劇中カット一覧
表情の使い分けが見事…有村架純の演技のスゴさとは? 次回波乱の予感も? ドラマ『海のはじまり』第2話考察レビュー
“共感できないキャラ”がどんどん魅力的に…ヒールを描く天才・生方美久の手腕に期待がかかるワケ。『海のはじまり』第1話考察

1 2 3 4
error: Content is protected !!