ちょっぴり抜けている夏に癒される…。
そんななか、ちょっぴり抜けている夏に癒される。まだ6歳の子の前で、「認知とか〜」と語り出したり、「パパだからいなくならないでほしいけど、パパやらなくていいってこと?」「ごめん、パパやるってなに?」と不思議な“構文”を生み出したり。
弥生側になって考えると、「もう少し、彼女のことを見てあげて!」と思う部分もあるが、口達者な女性陣のなかで、ポワポワしている夏が抜け感になってくれているのは間違いない。
明らかに子ども嫌いな雰囲気を醸し出して、海がカメラを触ると「触らないで」と言っていた夏が、第3話では「触ってみる?」と自らカメラを差し出していた。海を後ろから見守り、「ここにいるからどこでも行きな」と言っていたママ(=水季)と、前を歩き、「ここにいて」と言っていたパパ(=夏)。
2人のパパとママは、海が生まれたときからすでに始まっていたのかもしれないなと感じた瞬間だった。
(文:菜本かな)
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