福澤克雄こだわりの「VIVANTメシ」
作中で、ストーリーとは別の部分で 赤飯やもんじゃ焼き、お餅に目玉焼きなど、さまざまな「VIVANTメシ」も見どころだった、ここにも福澤氏のこだわりが詰め込まれている。
第7話で、主人公の乃木憂助(堺雅人)が目玉焼きを作る際、「卵をザルに割り、白身の余計な部分を落としてから焼くと、ホテル風の目玉焼きになる」と解説しながら調理する場面も福澤氏のアイデアだ。
また、野崎(阿部寛)が乃木と柚木薫(二階堂ふみ)に振る舞い、後に、乃木が父・ノゴーン・ベキ(乃木卓=役所広司)らテントのメンバーのために作った赤飯では、その湯気や美味しそうな赤みにもこだわりを持ち、監督自ら厨房に立ち、その出来栄えを確認することもあったという。