シャアの消滅がもたらす急展開
0085年にもシャリア・ブルは健在だが、ソドンのクルーは若いスタッフに変わっているだけでなく、初代ガンダムに寄せていたキャラクターの絵柄や音楽も、後半になってすっかり変わっている。
シャリアの姿も変化して見える。この急な変化は、シャアが消え、新世代のアマテによる新しいガンダムが始まったことの現れだとも言えるだろう。
本作は、こうした急展開や唐突な絵の変化で、多少の違和感も生じさせる。世界観としては地続きながら、シャアが消える前と消えた後で、別世界のように描かれた。それらは今後どのようにつながっていくのか。今後放送されるTVアニメも楽しみでならない。
(文・島晃一)
【作品概要】
制作:スタジオカラー/サンライズ
原作:矢立肇/富野由悠季
監督:鶴巻和哉
シリーズ構成:榎戸洋司
脚本:榎戸洋司/庵野秀明
キャラクターデザイン:竹
メカニカルデザイン:山下いくと
アニメーションキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督:池田由美/小堀史絵
アニメーションメカニカルデザイン・メカニカル総作画監督:金 世俊
配給:東宝/バンダイナムコフィルムワークス
宣伝:バンダイナムコフィルムワークス/松竹/スタジオカラー/日本テレビ放送網/東宝
製作:バンダイナムコフィルムワークス
©創通・サンライズ
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