新作SFアニメーション映画『アズワン/AS ONE』出会うはずのない2人の運命の出会いを描く特報映像公開

text by 編集部

劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』(2011)以降、同シリーズの監督を務めてきた静野孔文がメガホンを取り、『新世紀エヴァンゲリオン』などのキャラクターデザインを手がけてきた貞本義行がタッグを組んだ、長編アニメ映画『アズワン/AS ONE』。8月22日(金)に公開を控えた本作より、特報映像が公開された。(文・編集部)

地球の高校生・ヨウと“巡星”の少女・ラコ
出会うはずのない2人の運命の出会いを描く

© SQUARE ENIX, SUNRISE© ASONE 製作委員会
© SQUARE ENIX, SUNRISE© ASONE 製作委員会

 アーケードゲーム『星と翼のパラドクス』を原作として制作された本作は、原作の設定と世界観を踏襲し、静野監督のコンセプトを元に制作陣・脚本家と共に生み出した完全オリジナルストーリー作品だ。登場人物は全て新たに設定し、原作同様に貞本義行がキャラクターデザインをしている。

物語の主人公は、地球に住む高校生のヨウと、宇宙の彼方に存在する星「巡星(めぐりぼし)」でロボット整備士として生きる少女・ラコの2人。ある日、巨大軌道デブリの落下に駆け付けた仲間のヴィーゴを救うため整備途中の機体で飛び立ったラコだったが、事故に遭い危機一髪の状況に陥ってしまう。昏睡状態となったラコの“意識の世界“で、ラコはヨウと次元を超えて運命の出会いを果たす。

 今回公開されたのは特報映像は、ロボット整備士の少女・ラコの意識の中で互いに手を差し伸べ、近付いていくヨウとラコの幻想的な姿や、ラコが機体を操縦する迫力のシーン、指令を受けるヴィーゴの姿、走るヨウの横顔などが美しい映像と共に描かれ、巡星の空には、ロボット(プルガード)の姿が映し出されている。

 本特報で、メカニックデザインは、アニメ『ガンダムGのレコンギスタ』(MBS、2014~)などの形部一平が担当することも発表。違う星、違う時に生きる2人。交わるはずのなかったその運命は、どこへ向かうのか? 本作の公開が一層楽しみになる映像となっている。

【作品情報】

監督:静野孔文
キャラクターデザイン:貞本義行
メカニックデザイン:形部一平
原作 星と翼のパラドクス
© SQUARE ENIX, SUNRISE
© ASONE 製作委員会
公式サイト
公式X

8月22日(金)新宿バルト9他全国ロードショー

1 2
error: Content is protected !!