映画『惑星ラブソング』オフィシャルインタビュー第2弾公開。時川英之監督がキャストの魅力と撮影時のエピソードを語る

text by 編集部

終戦80年になる現代の広島を舞台にアメリカ人観光客と広島の若者たちが出会い、過去と現在が交錯する不思議な物語、映画『惑星ラブソング』が、6月13日(金)に全国公開となる。今回、時川英之監督が、俳優の魅力と見どころを解説したオフィシャルインタビューが公開された。(文・編集部)

時川英之監督が語るメインキャストの魅力とはー。

©『惑星ラブソング』製作委員会
©『惑星ラブソング』製作委員会

 時川英之監督のオフィシャルインタビューが公開された。本作に出演する川平慈英、チェイス・ジーグラー、西村瑞樹(バイきんぐ)らキャストの魅力、撮影中エピソードを、それぞれ本編映像と共に語っている。

 カーター長官役を演じる川平慈英について、時川監督は「慈英さんは舞台やミュージカルで培われた他の人が持ってない明るさやエネルギーがあり、今回アメリカ人の悪役をユニークに演じていただきました」とし、「慈英さんが出てくるシーンは他とはかなり異質なのですが、なぜか慈英さんのシーンが出ると物語が大きく動き出すという不思議な推進力があり、作品に大きな動きを作ってくださいました。それは彼自身が持ってる不思議なエネルギーに何か関係してるのかもしれません」と、作品の中で感じた存在感の大きさについて語った。

 さらに、ジョン役のチェイス・ジーグラーについては、「ジョンと少年ユウヤが小学校の校庭で出会うシーンでは、チェイスの優しさやユニークさが出たと思います。ジョンの大きな包容力と不思議さ、それに対する少年の好奇心が交錯し、2人の間に特別な結びつきが生まれるこの夕景のシーンは、理想的な形にできたのではないかと思います」とコメントした。

お好み焼き屋店主スケザネ役の西村瑞樹(バイきんぐ)について、「西村さんは店長の真似をしながら、卵を焼いたり、キャベツを並べたり、プロっぽく振る舞っておられました。でも、実際の撮影で、西村さんが真剣な様子で鉄板に3つ並べたお好み焼きを大きなヘラで続けてひっくり返すと、3つともぐちゃぐちゃになっていて、それでも真剣に芝居を続ける西村さんにスタッフは笑いが止まりませんでした」と語り、撮影時のエピソードを披露した。

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