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『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』 新たな敵役・丞威の公式インタビュー解禁!

text by 編集部

漫画から飛び出たようなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いのアクション映画、待望の続編『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』が3月24日より公開される。この度、第2作目の新たな敵として、殺し屋協会アルバイトのゆうり役に抜擢された、アメリカ育ちで、アクションに定評のある丞威のオフィシャルインタビューが届いた。

『ベイビーわるきゅーれ』待望の続編
新たな敵ゆうり役、丞威オフィシャルインタビュー

ーー『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』ヘの出演オファーがきて、どう思いましたか?

「『来たか〜』という感じでした。ずっと話題になっていたし、乾天門役で出演した『るろうに剣心 最終章 The Final』に伊澤さんがアクション部で入っていて、アクション練習の時にお会いして、『こういう動けるアクションウーマンがいるんだな』と知っていました。女性でアクション部に入っている人は珍しく、貴重なので、印象に残っていました。そういう伊澤さんと闘えるというのは安心感もありましたし、楽しみでもありました。ふらっとテレビをつけて、伊澤さんを見ることもあったので、日本のアクション業界がメディアに取り上げられているのは自分としては嬉しかったです。『1』のラストの伊澤さんと三元雅芸さんとの戦いを超えなくてはいけないというプレッシャーはありつつ、楽しみで、ワクワクしていました」

ーー弟・まこと役の濱田龍臣さんは、ご一緒していかがでしたか?

「楽しかったです。自分には姉がいるんですけれど、小さい時から弟が欲しかったので、二人でいる時間も楽しかったです。彼もすごくフランクでよく喋る人なので、現場も明るかったし、兄弟みたいな感じで気を遣わず、楽しく過ごせました」

ーー主演の二人はご一緒していかがでしたか?

「髙石さんはすごく不思議な空気感があるんですが、作品を通して1シーン1シーン真摯に向き合う、集中力の高い方でした。年齢は関係なく、すごくいい女優さんだと思いました。伊澤さんとは、ラストバトルで信頼関係が必要なので、ラストバトルに行くまでにできるだけコミュニケーションを取らないといけないなと思って、ある意味兄妹のように接して、休憩中などもよく話していました」

ーーゆうりとまこと兄弟に仕事を斡旋してくれる赤木役の橋野純平さんとのシーンはいかがでしたか?

「橋野さんとは、3人で本番前にナチュラルになるまで何回もセリフを読んで、セッションっぽい感じでできました。橋野さんの胸を借りて、芝居の流れがどう上手く行くかと試行錯誤ができて、楽しかったです。特に食堂のシーンは楽しませていただきました」

ーーアドリブはありましたか?

「自由にやらせてもらえたので、濱田くんとも、『やるだけやってみよう』と話して、アドリブもガンガンありました」

ーーアクション監督の園村健介さんの作るアクションシーンは、いかがでしたか?

「最高です。園村さんは狭いところが好きなんです。アクションってどうしても大きく見せるという激しいアクションというのがイメージとしてあると思うんですけれど、園村さんのアクションは結構細かくて。スローで再生しないとわからないような細かい技術であったり、『パンチがこうきたら、こう避けるから、こう返すよね』という仕組みにすごく頭を使っているアクションの作り方なので、すごく楽しかったです。伊澤さんというアクション女優とやらないと成立しないアクションなので、すごくいい化学反応が起きたのではないかと思います」

ーーBlu-rayやDVDを買って、スローモーションで観てほしいという感じですか?

「そりゃあもう、絶対に何回も観ないとわからないと思います。アクションが好きな方が『ベイビーわるきゅーれ』を観てくださると思うので、映画館では劇場の迫力を感じてもらって、Blu-ray/DVDをスロー再生しながら観てもらえると、より面白いんじゃないかと思います。

ーー演じて難しかったシーンはどこですか?

「冒頭です。一番最初のシーンが、一番最初に撮影したシーンなんです。濱田くんとはリハーサルはしていたけれど、現場に入ってカメラを向けられると、余計なことを考えてしまうので、そこをどれだけ崩すか、何回かテイクを重ねたのは覚えています。それ以降は二人の関係性ができて、自然と流れるようにお芝居ができるようになりました」

ーー撮影時のエピソードはありますか?

「真夏にアクションシーンを撮影したので、シャツがびしょびしょで汗が絞れるくらいでした!きついけど、でも楽しくやっていました」

ーー完成した作品をご覧になって、いかがでしたか?

「一言で言うと嬉しかったです。自分の名刺代わりになるような作品になったのではないかと思いました。これだけ自分のアクションを見せられて、なおかつお芝居ができるシーンがあるのは、役者冥利に尽きるというか、『本当にいい作品に出会えたな、この世界に入れてくれてありがとう』と思いました」

ーー2作目の見どころはどこだと思いますか?

「『ベイビーわるきゅーれ』のシュールな世界観と、空気感、テンポというのももちろん見どころなんですけれど、やっぱりアクションです。『1』でまひろが戦った三元雅芸さん演じる渡部というのは、得体の知れない強い人としてアクションをやっていましたが、『2』では、神村悠里と深川まひろの、お互い何かを背負って戦いに行くというドラマが、自分が演じていても心に刺さりました。そこをぜひ皆さんに観ていただきたいです」

ーー読者にメッセージをお願いします。

「この2〜3年、コロナが続いて、モヤモヤ感を晴らしたいという方が多いと思います。本作では、『1』以上のアクションができているので、何か嫌なことがあったり、モヤモヤしている人がいれば、ぜひこの映画を観てスカッとなって、家に帰っていただければと思います」

【丞威さんプロフィール】

1994年生まれ。大分県出身。幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごす。7歳の時にダンスコンテストで全米優勝し 「Performer of the Year」受賞。近年では映画・ドラマ・演劇・CMなどマルチに活躍し、注目を集めている。主な出演作は『琉球バトルロワイヤル』(13)、『クローズ EXPLODE』(14)、『HIGH&LOW THE MOVIE2』(17)、 『孤狼の血』(18)、『燃えよデブゴン TOKYO MISSTION』 (21)、『るろうに剣心 最終章 The Final』(21)など

【前作『ベイビーわるきゅーれ』の実績】

Filmarks 初日満足度ランキング第1位(2021年7月第5週公開映画)
日本映画批評家大賞・新人賞(第31回新人監督賞:阪元裕吾/新人女優賞:伊澤彩織)
6か月以上に及ぶロングラン上映(池袋シネマ・ロサでは、歴代3位のロングランを記録!)
※1位「君の名は。」2位「カメラを止めるな!」3位「ベイビーわるきゅーれ」

キネマ旬報2022新人女優賞第2位(主演:伊澤彩織)
そして…世界の映画祭でも絶賛!!

アメリカ・ファンタスティックフェスト・招待上映(2021年9月)
カナダ・サスカトゥーンファンタスティック映画祭・招待上映(2021年11月)
イギリス(スコットランド)・グラスゴー映画祭・招待上映(2022年3月)
ポルトガル・ポルト国際映画祭・監督週間コンペティション作品(2022年4月)
ブラジル・FANTASPOA・外国映画コンペティション部門(2022年4月)

カナダ・ファンタジア映画祭(2022年7月)

【イントロダクション】

あの2人がついに、スクリーンに帰ってくる…!?殺し屋女子2人組のアクション映画、待望の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』の公開が決定!!殺しの腕はピカイチ、でも社会にはなかなか馴染めない… そんな二人が成長(したりしなかったり…?)する、 楽しさ満載の青春エンターテイメント!!

若き才能が自由にぶつかり合う奇跡の化学反応!!漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクション!!前作は、Filmarks 初日満足度ランキング第1位(2021年7月第5週公開映画)日本映画批評家大賞・新人賞(第31回新人監督賞:阪元裕吾/新人女優賞:伊澤彩織)そして… 北米最大のジャンル映画祭・ファンタジア国際映画祭など世界の映画祭でも絶賛!!

その面白さから業界内外問わず口コミにより大絶賛。 第2作目となる今作は、新キャラ登場、アクション、もちろんゆる〜い日常も健在で 前作よりパワーアップ(したりしなかったり…?)でお届け!!

監督と脚本は、前作で才能を幅広い層に認められ、一躍大注目の監督となった阪元裕吾。アクション監督は、前作に引き続き、ジョン・ウー監督の『マンハント』等でジャパンアクションアワードベストアクション監督賞を受賞し、小沢仁志の還暦記念映画『BAD CITY』では監督も務める園村健介。

ちさと役の髙石あかりは、前作公開後、二宮健が監督を務めたドラマ「生き残った6人によると」を始め数々の映画やドラマに出演し、目黒蓮×今田美桜の東宝映画『わたしの幸せな結婚』の公開も控えている。

前作で初めて本格的に演技に挑戦したまひろ役の伊澤彩織は、スタントパフォーマー(※スタントウーマンとは呼んでいません)として、キアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック: チャプター4』に2ヶ月参加するなど、着実にステップアップ。

前作に引き続き、KYONOがオープニングの楽曲を提供。フィーチャリングに迎えたROTTENGRAFFTYのN∀OKIと共に、物語の始まりにふさわしい、心沸き立つナンバーで盛り上げる。

【あらすじ】

ちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、また途方に暮れていた…。ジムの会費、保険のプラン変更、教習所代など、この世は金、金、金。金がなくなる…。時を同じくして殺し屋協会アルバイトのゆうり(岩永ジョーイ)とまこと(濱田龍臣)兄弟も、途方に暮れていた…。上からの指令ミスでバイト代はもらえず、どんなに働いたって正社員じゃないから生活は満足いかない。この世は金、金、金。金が欲しい…。

そんなとき「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、作戦実行を決意。ちさと・まひろは銀行強盗に巻き込まれたり、着ぐるみバイトをしたりとさぁ大変。そんな二人にゆうり・まこと兄弟が迫りくる…!

育ってきた環境や男女の違いはあれど、「もし出会い方が違えば仲良くなれたかなぁ」なんて思ったり思わなかったり、ちょっと寂しくなったりならなかったりする物語である。

【予告編】

池袋シネマ・ロサでは、続編の公開を前に、前作『ベイビーわるきゅーれ』が3月23日(木)まで上映中。
詳細はこちら

六本木 蔦屋書店では、4月6日(木) まで映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』公開記念ポスター&衣装展を開催中。(※延長の可能性あり)
<ポスター展に掲出されているポスター7種>
・「ベビわる2」本ポスター
・「ベビわる2」海外用ビジュアル(髙石伊澤ver.)
・「ベビわる1」海外用ビジュアル(髙石伊澤ver.)
・「ベビわる1」海外用ビジュアル(髙石ver.)
・「ベビわる1」海外用ビジュアル(伊澤ver.)
・「ベビわる2」今回オリジナルの衣装ポスター(髙石ver.)
・「ベビわる2」今回オリジナルの衣装ポスター(伊澤ver.)
メイキング写真パネル展のコーナーもある他、前作『ベイビーわるきゅーれ』のパンフレットのご購入で、オリジナルブックカバーをプレゼントしている。
イベント詳細

【作品情報】

『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』

©2023ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー製作委員会

髙石あかり 伊澤彩織
水石亜飛夢 中井友望 飛永 翼(ラバーガール)
橋野純平 安倍 乙 / 新しい学校のリーダーズ / 渡辺 哲

丞威 濱田龍臣

監督・脚本:阪元裕吾
アクション監督:園村健介

主題歌:新しい学校のリーダーズ「じゃないんだよ」
オープニングテーマ曲:KYONO「2bRaW feat. N∀OKI (ROTTENGRAFFTY)」
製作:奥村雄二 人見剛史 松原 憲 小林未生和 エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介
プロデューサー:角田 陸 後藤 剛 音楽プロデューサー:松原 憲 音楽:SUPA LOVE
撮影:伊集守忠 照明:日比野博記 録音:五十嵐猛吏
美術:岩崎未来 スタイリスト:入山浩章 ヘアメイク:赤井瑞希 仁部遥香 ガンエフェクト・編集・VFX:遊佐和寿
音響効果:吉田篤史 アクションコーディネーター:川本直弘 助監督:工藤 渉
制作:新関収一 小玉直人 スチール:富山龍太郎
「ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー」製作委員会(TOKYO CALLING/ライツキューブ/SUPA LOVE/渋谷プロダクション)
制作プロダクション:シャイカー 配給・宣伝:渋谷プロダクション
2023年/日本/カラー/シネマスコープ/5.1ch/101 分
©2023「ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー」製作委員会
公式サイト
公式Twitter
Instagram:@babywalkure TikTok:@babywalkure.official

2023年3月24日(金)〜新宿ピカデリー他にて公開

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