居心地が悪かった…? 新海誠監督が実写版『秒速5センチメートル』を語る、思いの滲み出たコメントで見えた人柄の素晴らしさ
text by 編集部
SixTONESの松村北斗が主演を務める実写映画『秒速5センチメートル』(2025)が10月10日に公開される。原作を手がけた新海誠監督が初号試写を鑑賞し、SNSを通じて感動のコメントを発表。「泣きながら観た」と語るほど強い思いが込められている。(文・編集部)
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鑑賞して感じた居心地の悪さ
映画『秒速5センチメートル』(2025)は、2007年に公開された新海誠監督のアニメーション映画を原作とした初の実写化作品だ。試写を鑑賞した新海監督は、開口一番「最初はなんだか居心地が悪かった」と告白。不完全で未熟なバトンを若い作り手に渡してしまったような感覚を覚えたという。
また新海監督は本作について「ヒーローも悪役もいない奇妙な物語」とし、最後は「当時の不器用な種が見事に結実していた」と自身の作品を賞賛する形でコメントを締めくくった。
(文・編集部)
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