生田斗真の歴史を振り返る
ジャニーズ入りのきっかけはSMAP
1996年、11歳でジャニーズ入りした生田。オーディションを受けるきっかけはSMAPファンの母親だという。近しい時期に入所したメンバーには、同じ高校に通っていた嵐の松本潤をはじめ、二宮和也、相葉雅紀、山下智久らが名を連ねる。
生田は入所からほどなくして『天才てれびくん』(NHK教育)に出演。1997年にはNHK朝の連続テレビ小説『あぐり』(NHK総合)で俳優デビュー。1998年からはジャニーズJr.をメインに構成されたバラエティ番組『8時だJ』(テレビ朝日系)に出演。滝沢秀明を筆頭に、今井翼や、のちに嵐や関ジャニ∞を結成するメンバーらと番組を盛り上げた。ファンの間では “ジャニーズJr.黄金期”と呼ばれる人気アイドルを多数輩出した世代のひとりとして駆け抜けてきた。
生田の人気を加速させた作品といえば、2007年放送のドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~』(フジテレビ系)もそのひとつ。小栗旬や水嶋ヒロら、当時の人気若手俳優と肩を並べ、俳優としての存在感を発揮。所属事務所で言えば、ジャニーズJr.時代に複数のメンバーとユニットを組んで、CDデビューという道が王道ではあるが、生田はグループには属さず、俳優としての道を歩んでいる。