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森山未來・藤竜也が親子を演じる『大いなる不在』キャスト& 監督コメント等到着! 海外ポスター初解禁

text by 編集部

デビュー作が国際映画祭で高く評価された近浦啓監督の第二作目となる『大いなる不在』(英題:GREAT ABSENSE)が、第48回のトロント国際映画祭のコンペティション部門へ選出されたことが発表された。併せて、キャストと監督によるコメントと海外版ポスターが解禁された。

第48回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映決定
森山未來・藤竜也、初共演!

(C)2023 CREATPS
C2023 CREATPS

森山未來が主演し、藤竜也、真木よう子、原日出子が出演する映画『大いなる不在』が、現地日程9月7日(木)~9月17日(日)開催第48回トロント国際映画祭のコンペティション部門となる「プラットフォーム部門」で、ワールドプレミア上映されることが決定し、キャストの喜びのコメントとともに、海外ポスターが解禁となった。

トロント国際映画祭は、長らく非コンペティションの映画祭といわれていたが、2015年にコンペティション部門を新設。名匠ジャ・ジャンクーの監督作品名にちなみ「プラットフォーム部門」と名付けられた。芸術的価値が高く、力強く監督のビジョンを示している作品を中心に選出され、過去に第89回アカデミー賞《作品賞》となった『ムーンライト』がこの部門で上映されたことから、アカデミーの前哨戦として注目されるトロント映画祭の中でも特に注目される部門になっている。また、日本人監督としてこのコンペティション部門に招待されるのは、黒沢清監督(『タゲレオタイプの女』2016)以来、2人目となる。

本作では、森山未來演じる主人公の父親を藤竜也が、妻を真木よう子が演じる。また、物語で重要な鍵となる父親の後妻を、原日出子が演じている。森山と藤は《初共演》となる。森山と真木は『モテキ』(2012)ぶりの共演となり、藤と原は、『ションベンライダー』(1993)以来40年ぶりの共演に。

本作の監督を務めるのは、近浦啓。長編デビュー作『コンプリシティ/優しい共犯』(2018)が、トロント、ベルリン、釜山などの名だたる国際映画祭に正式招待され、本作が2作目の長編作品となる。

本作のスタッフは、『誰も知らない』『海よりもまだ深く』などの多くの是枝裕和監督の作品を支えた山崎裕が『コンプリシティ/優しい共犯』に続き撮影を担当し、本作は全編35mmフィルムで撮影された。

サウンドミックス・デザインには、『ドライブ・マイ・カー』などの野村みき・大保達哉のユニットP.A.T Worksが担当。音楽は、これが長編映画初劇伴作品となる新進気鋭の作曲家糸山晃司が担当している。

本作は、コンペティション部門にノミネートされた 10 作品の中から選出される「プラットフォーム・アワード」に加えて、すべての上映作品から選ばれる「観客賞」(ピープルズチョイス・アワード)の対象となっており、映画祭期間中に、キャストの森山未來、藤竜也、真木よう子、原日出子が、揃って映画祭への出席を予定している。

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