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“ピンク映画へのレクイエム”荒井晴彦監督映画『花腐し』綾野剛と柄本佑がかつて愛した同じ女性に思いを馳せるシーン写真解禁

text by 編集部

荒井晴彦監督が、映画『火口のふたり』に続く自身4作目の監督作品として選んだのは、“純文学の最高峰”芥川賞受賞作の『花腐し』。荒井ならではのモチーフを大胆に取り込み、脚色した本作。ふたりの男とひとりの女の切なくも純粋な愛の物語が誕生した。今回は、かつて愛した女性に思いを馳せる綾野剛と、柄本佑らを捉えた場面写真を解禁する。

“ピンク映画へのレクイエム”
綾野剛と柄本佑の姿を写した場面写真解禁

『花腐し』
©2023花腐し製作委員会

芥川賞受賞の松浦寿輝による同名小説に“ピンク映画へのレクイエム”という荒井ならではのモチーフを大胆に取り込み、原作の“超訳”に挑んだ意欲作で日本映画史に残ること必至な本作。

今回解禁されるシーン写真は、湿っぽい夜の空気、そして部屋の中で、かつて愛した同じ女性<祥子>について思いを馳せる栩谷と伊関の姿のほか、それぞれの記憶の中に留まる<祥子>との色鮮やかな記憶を捉えたものなど、いずれも色香匂い立つようなカットとなっている。

『花腐し』
©2023花腐し製作委員会

【あらすじ】

斜陽の一途にあるピンク映画業界。栩谷(くたに)は監督だが、もう5年も映画を撮れていない。

梅雨のある日、栩谷は大家から、とあるアパートの住人への立ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関は、かつてシナリオを書いていた。

映画を夢見たふたりの男の人生は、ある女優との奇縁によって交錯していく。

『花腐し』
©2023花腐し製作委員会
『花腐し』
©2023花腐し製作委員会

映画『花腐し』は11月10日(金)より
テアトル新宿ほか全国公開

『花腐し』
©2023花腐し製作委員会

出演:綾野剛、柄本佑、さとうほなみ、吉岡睦雄、川瀬陽太、MINAMO、Nia、マキタスポーツ、山崎ハコ、赤座美代子/奥田瑛二
監督:荒井晴彦
原作:松浦寿輝『花腐し』(講談社文庫)
脚本:荒井晴彦 中野太
製作:東映ビデオ、バップ、アークエンタテインメント
制作プロダクション:アークエンタテインメント
配給:東映ビデオ
2023年/日本/137分/5.1ch/ビスタ/モノクロ・カラー/デジタル
R18+ (C)2023「花腐し」製作委員会
公式HP
Twitter:@Hanakutashi1110

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