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「意見を言うことは悪いことじゃない」映画『緑のざわめき』主演・松井玲奈、独占インタビュー。女性監督とのコラボについて語る

text by 山田剛志

3人の異母姉妹が織りなす物語を描いた映画『緑のざわめき』が9月1日(金)より全国順次公開される。今回は主演を務めた、役者・松井玲奈さんのインタビューをお届け。撮影現場でのエピソードから、女性監督とのコラボレーションを重ねることで変化したという映画づくりに向ける思いまで、たっぷりとお話を伺った。(取材・文:山田剛志)

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【松井玲奈 プロフィール】

1991年7月27日生まれ。愛知県出身。2008年デビュー。主な出演作は、『よだかの片想い』(安川有果監督)、『幕が下りたら会いましょう』(前田聖来監督)、NHK連続テレビ小説『まんぷく』、『エール』、NHK大河ドラマ『どうする家康』、舞台『ミナト町純情オセロ ~月がとっても慕情篇~』(いのうえひでのり演出)等。放送中のテレビ東京系『やわ男とカタ子』ではヒロインを演じる。

「すんなり口から出てくるほど言葉が馴染んでいました」
佐賀弁でのセリフを自然に表現

写真:宮城夏子 ヘアメイク:藤原玲子 スタイリスト:鼻先さや(DRAGONFRUIT)
写真宮城夏子 ヘアメイク藤原玲子 スタイリスト鼻先さやDRAGONFRUIT

―――芙美子役の黒沢あすかさんのコメントによると、クランクインの前に本読みをなさったそうですね。松井さんは本読みを通して、どのように役を掴んでいきましたか?

「コロナ禍だったこともあり、本読みはオンラインで行ったんです。対面の距離感とは異なるため、そこではまだ完全に役を掴みきることはできなかったのですが、画面越しとはいえ、共演者の方々の顔を見ることができましたし、監督がシーンごとにやりたいことを説明してくださるなど、撮影に向けて有意義な時間だったと思います」

―――今回、多くのセリフを佐賀弁で話しておられますね。方言を使ったお芝居をされるにあたり、どのような準備をなさいましたか?

「佐賀の方言が吹き込まれたテープを用意していただいたんですけど、凄くスムーズに覚えることができたんです。私は愛知県豊橋市出身なのですが、私が地元で使っていた三河弁に音や語尾の感じがどこか似ていて、そこまで苦戦することなく、すんなり喋ることができたんです。入念に準備したっていう感覚があまりなくて、何なら劇中で佐賀弁を使っていたことも忘れていたくらいで…」

―――自然に方言を使いこなしていたのですね。

「本作のニュース記事に『松井玲奈が佐賀弁に挑戦!』という文言があって、『私、佐賀弁喋っていたっけ…?』と思って。それで予告編を観たら、めっちゃ喋っていました(笑)。その点、セリフ回しには苦労しなかったと言いますか、すんなり口から出てくるほど言葉が馴染んでいました」

―――松井さんご自身が地方ご出身ということもあり、標準語と方言を使い分けるという経験を元々なさっていたということが大きかったのかもしれないですね。

「そうですね。今でも場面によって使い分けるということはよくあります」

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